温熱環境

スーパーウォールの家は、断熱材で包み込んだ魔法瓶のような空間

部屋間の温度差や上下の温度差が少ない、家の温熱環境は、建物全体を高性能断熱材で包み込んだ、気密性の高い、魔法瓶のような空間が生み出します。夏も冬も外気温に左右されにくい快適な室内環境を実現できる理由は、高い気密・断熱性にあるのです。

  • 断熱住宅の図

住まいの断熱性能と健康改善の深い関係

住まいの高断熱化と健康改善の関係を研究した調査データがあります。その結果、断熱性の高い住宅に住み替えた人の方が、気管支喘息やアトピー性皮膚炎など、健康を害する諸症状が出なくなったという割合が多いことがわかりました。特に、気管支喘息やのどの痛み、せき、アトピー性皮膚炎における改善率の高さは注目に値します。

出典:近畿大学 建築学部 岩前研究室

脱衣室やトイレとの温度差※が少なく、ヒートショックにも安心

交通事故は年々減少傾向にある中で、家庭内の死亡事故は増加傾向にあり、特に寒い時期の入浴中の死亡事故が多く発生しています。その主な原因は、入浴時の急激な温度変化によって、血圧や脈拍が変動する「ヒートショック」が起こり、心筋梗塞や脳出血、脳梗塞などを引き起こしたものと考えられています。断熱性の高い家は、冬でも居室と脱衣室やトイレとの温度差が少ないため、突然死のリスクと言えるヒートショックにも安心です。

※リビング等の居室で適切な暖房運転を行っている場合です。

LIXIL試算値 外気温0℃

断熱仕様:H28省エネルギー基準6地域適合レベル             読売新聞 2001年1月21日号より

表面温度差

エアコンの設定温度は同じでも、建物や窓の断熱性が低い場合・高い場合を比較すると、室内の壁・床・窓の温度が異なり、人が感じる温度も違ってきます。

外気温0℃ 暖房設定温度20℃

※掲載データは、実験施設にて測定した値であり、保証値ではありません。
住宅の仕様、生活スタイル、気象条件等により異なる場合があります。

部屋間温度差

建物の断熱性能を高めると、家の中の部屋ごとの温度差が少なくなります。省エネルギー基準レベルの家とHEAT20 G2グレードの家を比較してみると、リビングとトイレの温度差が9℃に対し5℃と、なんと4℃も違いがあります。

外気温0℃ 暖房設定温度20℃

※掲載データは、実験施設にて測定した値であり、保証値ではありません。
住宅の仕様、生活スタイル、気象条件等により異なる場合があります。

ZEH基準より、さらに上となる「HEAT20 G2グレード」を推奨

省エネやZEHはもとより、HEAT20「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」による、省エネと室内温熱環境の質の視点から目指すグレード値も提案されています。

UA値・Q値は、 建物の断熱性能を表す指標値です。
どちらも値が小さい方が断熱性能が良い家となります。
UA値・Q値は、省エネ地域区分6地域の場合です。
「HEAT20外皮性能グレードと住宅シナリオ」2015年12月改訂版より

  • 外皮平均熱貫通率の基準

「HEAT20 外皮性能グレードと住宅シナリオ」(2015年12月改訂版)より( )内は住宅熱損失係数Q値[ W/(m2・K) ]に置き換えた場合の想定値

※HEAT20では、Q値の基準は設定されていませんが、スーパーウォールでは熱損失量の評価が行いやすいQ値も目標設定しています。

「お客様に安心を届ける。」はなぶさの家造り